治療と費用

人間には痛みや歩行困難を伴うヘルニアという病気があることはよく知られていますが、同じくペットもその病気に襲われることがあります。
ペットとひとくくりにしてしまいましたが、ヘルニアは猫よりも犬への発症が圧倒的に多く、また特徴的な体型などが要因となりやすいことから、発症しやすい犬種というのもやはり存在します。
痛みや麻痺が症状の特徴なのですが、ペットに関しては徐々に歩き方がおかしくなり気づく場合と、いきなり立てなくなってしまう場合があります。
どちらにせよ、動物病院での診察を早急にうけ、必要であれば造影検査などをおこない治療方針を速やかに立ててもらう必要があります。
なぜなら、手術が必要なタイプの場合予後が良いのは発症48時間以内の手術とされており、時間がたちすぎるとたとえ手術が成功しても思ったように歩行ができず、最悪の場合は歩行困難になってしまう可能性が高まってしまうのです。

ヘルニアの場合はすぐに病院へというのが今後の予後を左右することは間違いないのですが、実際にヘルニアかどうかを確定するためには、病院での検査を行う必要があります。
ヘルニアと同じように足がもつれていても、他の原因でふらついていて、足がもつれているように見える場合もあります。
いきなり立てなくなったとしても脳内や神経の問題が絡んでいる場合もあります。
ペット達は人間のように詳細な症状説明が行えないため、どうしても検査のデータで診断を付けなければならない場面が多くあるのです。
ましてやヘルニアの治療は時間との戦いでもあるので、疑われるような症状が見られたら動物病院へ連れて行き、最悪の事態を回避するのが第一です。