ペットに注射している人

原因を知る

椎間板ヘルニアは人間が起こる病気としても知られているが、犬にも起こりうる病気である。この病気になりやすいのは、胴体が長い犬種である、ミニチュア・ダックスフンドや肥満が進行していることが多い。

治療と費用

動物の診療は人間と異なり高額になってしまうことが多い。犬に多い椎間板ヘルニアの治療には、手術や内科治療が行われることになるが、どちらも費用がかかってしまう。病気になることを予想して、保険に入ることも検討した方が良い。

予防のために

椎間板ヘルニアになりやすい犬の場合、なるべく激しい運動を控えることが予防の一つである。手術を行った犬でも、こうした予防をしていなければまたヘルニアを再発させてしまうことが多い。

脊椎動物の宿命

犬は人間の最も古い友人であるといわれている。
猫も同じく古い時代から人間に飼われてきたペットであるが、犬は人間の仕事を手伝う使役犬としての役割も果たしてきた。
このため、人間と犬は共に発展してきた動物であるといっても過言ではない。
今でも犬はその警戒心の高さと人間になつく性質から、防犯犬や麻薬探査犬としての役割を負っている。
盲導犬は最も身近な犬であり、犬の中でも特にラブラドールやゴールデンレトリバーは使役犬として優秀であるといわれている。
そんな人間の友である犬には色んな種類があります。室内犬として知られているダックスフンドやチワワなどの小型犬から、大型犬のプードルやアフガンハウンドまで様々なのです。

犬は狼から人間と生き家畜化することで自然と形を変化させてきた。
それだけでなく、犬は人間によって品種改良されてもきた。
品種改良して作られた犬種としては、ダックスフンドやフレンチブルドッグ、パグなどがいる。
これらの犬種は、自然界で生き、自然と形を変えてきた犬とは違い、生きるために人間の助けを必要とすることがある。
例えば、チワワは元々南米で生まれた犬種で、体もごく小さいため、寒い場所が苦手である。
このため、寒さを防ぐために人間のように服を付けさせる必要が出てくる。
また、兎狩りに使われることが多かったダックスフンドは、体が小さく、胴体が長くできている。
その胴体が必要以上に長く品種改良されたことから、椎間板ヘルニアを起こしやすい犬種としても知られている。

椎間板ヘルニアとは、脊椎にある椎骨の間にある物質が変形することで引き起こされる病である。
椎骨は、脊椎を構成する骨の一つであり、小さな椎骨がいくつも連なることにより、健常な腰の柔軟な動きが可能となるのだ。
この椎骨は、骨と骨の間に椎間板と呼ばれるゼリー状の物質を備えている。
この椎間板は、本来ならば骨同士の摩擦や衝撃を防ぐための緩衝材の役割を果たすものだ。
だが、加齢によってこの椎間板が劣化すると、ゼリー状であった椎間板は硬質化し、何かのきっかけで本来収まっていた位置からはみ出し、障害を引き起こしてしまうのだ。
脊髄の近くには、脊柱管を走る神経があり、飛び出した椎間板がこの脊髄を圧迫することで、強烈な痛みを発症するのが、この椎間板ヘルニアの症状である。
症状が悪化すると、神経の圧迫によって半身の麻痺などが発生するため、この病気が発症した場合は、専門の病院で適切な治療を行なう必要がある。
人だけではなく犬にもこの症状は現れるため、腕のよい獣医に治療してもらうとよいだろう。